エコカー優遇税制
エコカー優遇税制がスタートしました。ハイブリッド車(HV)や電気自動車といった環境に優しい「次世代車」の自動車取得税及び自動車重量税を減免するという自動車取得税優遇制度です。
減税幅は車の環境性能レベルによって100%、75%、50%の3段階に分かれています。
現在市販されているHVなら実質10万円強も値引きになります。
たとえば、ホンダが2月に発売した新型ハイブリッド車(HV)「インサイト」は190万円を切る価格で販売されました。「インサイト」は低速時にはモーターのみで走行し、停車時にはアイドルストップするなどの精密なエネルギーマネージメント機能があったり、空気抵抗を低減したボディ形状を採用しています。そのお陰で1リットル当たり30キロの燃費を達成しているので、当然、エコカー優遇税制が適用されます。すると、「インサイト」現行型より税負担が10万8500円も軽減されます。つまり、実質180万円以下で手に入れることができそうです。
トヨタ自動車も5月中旬に、ハイブリッドシステムなどを一新し、現行型より燃費及び出力をともに向上させた「プリウス」を発表しました。燃費は「プリウス」現行型に比べ約8%も改善しています。燃費を優先する「エコモード」走行では、運転の仕方などで差が出るようですが、モニターに1リットル当たり28キロ~35キロという凄さです。価格は205万円~ということで、こちらはエコカー優遇税制で、12万2000円が減税される見込みです。ということは、人気の高性能「プリウス」を190万円台で購入できる可能性があります。
HV以外でも、日産自動車の「セレナ」などはエコカー優遇税制75%減税幅の対象で11万1300円も安くなります。トヨタの「ノア」なども同様です。ファミリー層向けミニバンのほか、トヨタの「ヴィッツ」、ホンダの「フィット」などの人気コンパクトカーもエコカー優遇税制の対象となっています。
世界同時不況の影響を強く受けている自動車市場ですが、エコカーの価格帯が一頃に比べて安くなったことに加え、エコカー優遇税制で、次世代エコカー販売は好調のようです。
